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インドネシア、国有企業のIPO縮小見込み

Financial Times 紙3/8/2011 は、インドネシアが今年の国有企業のIPOの規模を縮小すると報じている。これは、新興国に対する投資家の興味が減少していることと、先月のGarudaの上場結果の失望を懸念してのことである。

政府は当初、今年の国有企業の上場は10社程度を予定していた。国有企業担当副大臣のDjajanto氏によれば、中東の政治の混乱や原油の高騰など世界の市場は不安定になっている。外部要因で選択的で保守的にならざるを得ないとのことである。

しかし、他の要因を指摘する者もいる。先月のGarudaのIPOの下落である。5億2,400万ドル(約430億円)を調達したものの、初日で17%株価が下落した。3/8日の価格では当初の上場価格の30%安である。政府が高い価格を押し通したと非難する者もいる。

先週、国有企業担当大臣のMustafa氏は、「政府は、繊維のCambrics Primissima、製紙のKertas Padalarang、建設のSarana Karyaを今年に上場させる」と言及した。インドネシアには140社以上の国有企業があるが、殆どが欠損続きである。78万人の従業員を抱え、GDPの40%を占めているとも言われている。昨年は23社の上場の内、国有企業は僅か2社であった。

前出のDjajanto氏によれば、今年のもう1社のIPOは、セメントのSemen Baturajaで1億1,400万ドル(約90億円)の資金調達を見込んでいる。また、建設会社もあるとのことである。

GarudaのIPOの余波は、国有企業の上場を検討している近隣のベトナム、タイにも影響を及ぼす。ベトナムはVietnam AirlineとPetrolimexの上場を検討している。(byインドネシア株ドットコム)

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by indonesia-kabu | 2011-03-09 14:03
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