インドネシア株ドットコム

インドネシア株式、素晴らしいが、小さい

Financial Times 紙5/5/2011 は、インドネシアの株式市場は好調でブームであるが、規模や流動性ではニッチ市場であると報じている。インドネシアの第一四半期の経済成長は6.5%で予想を0.1%下回った。しかし、株式市場はそれを無視して強気である。インドネシアは今年、アジア地域で韓国に次いで2番目に成績の良い市場になっている。

昨年、株式市場は過熱気味で、インフレも悩ましかったが、今年は市場に回復の兆しが見え、インドネシアに対する投資は強気になっている。

Standard Charteredによれば、株式投資家は、インドネシアに対して少々強気であるという。その理由は、GDPと企業収益には強い相関性があるというのである。そして、GDP成長は6.5%とバブルではなく健全な程度である。

価格の面では、PERは18倍で、高いと言われているインドを上回っている。PBRでは、インドのSensexと同程度の3.1倍である。しかし、インドネシア市場は今年7.7%上昇であるがインドは11%の下落である。流動性ではインドとは比較できないぐらいに、インドの方が高い。ジャカルタ指数の時価総額は3,800億ドル(約30兆円)で、マレーシアよりも小さく、チリよりも僅かに大きい。インドの場合はボンベイ市場だけで1兆4,000億ドル(約112兆円)である。

インドネシア株への投資は個人はまだまだであるが、ファンドマネージャーは踏み入れている。EPFRのデータによれば、インドファンドは300億ドル(2兆4,000億円)であり、インドネシアファンドは12億ドル(約960億円)である。今年の外国機関投資家のインドネシア株式に対する投資額は前年同期比で260%増の17億ドル(約1,300億円)であるが、台湾に対する投資額を下回っている。

インドネシアはブームではあるが、未だに小さく、ニッチで、流動性も低い市場である。発展状況からするとインドから数年遅れている感覚である。それゆえ、資金を出し入れする市場ではないと思われる。(byインドネシア株ドットコム)



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by indonesia-kabu | 2011-05-07 10:33
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