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インドネシア、富裕層の伸び

Financial Times 紙9/6/2011は、インドネシアの富裕層の数は2015年までに現在の3倍の10万人に達すると報じている。著しい経済成長と、株式市場の好調、通貨高が背景にあるという。

CLSAとJulius Bareは、アジア10カ国で、不動産を除く投資可能な資産を100万ドル以上保有する個人富裕層を調査した。今後のアジアの成長をGDP名目成長10.5%、4%の通貨高、12%の株式市場の上昇を前提に考えた。その結果、向こう5年で、アジア地域の富裕層の数は年率19%で増加するという。調査の結果、インドネシアはこの地域で最も伸びが著しく、中国、インドが続いている。その理由は、6%程度と見られる通貨ルピア高や名目GDP成長率16%である。インドネシアの富裕層の資産合計は4,870億ドル(約37兆円)になると予想している。

また、インドネシア以外の中国、インド、フィリピン、韓国、タイ、シンガポール、香港、マレーシア、台湾を合わせた10カ国の富裕層の数は現在の120万人から280万人になるとも予想している。

アジアの富の拡大は色々な報告書に出ているが、今回のユニークなところは、アジア通貨がドルに対して強くなることを要因に上げていることである。CLSAのGlill氏によれば、通貨の問題は大きな驚きであったという。通貨は変動するが、アジアの通貨が先進国通貨に対して強くなるとの見通しとすれば、富裕層がさらに増えることになる。アジア10カ国では富裕層の資産が現在の5兆6,000億ドルから16兆ドル(約1,232兆円)になるとの予想は、通貨の上昇要因がある。Glill氏によれば、株式市場や不動産市場がこのまま上昇しないとしても、為替レート要因で富は拡大すると考えている。(byインドネシア株ドットコム)



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by indonesia-kabu | 2011-09-07 13:59
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